巨峰のジベレリン処理:ぶどう農家の独り言☆山梨といったら葡萄でしょ☆



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巨峰のジベレリン処理

種無し巨峰
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ぶどうを種無し化するためにはジベレリン処理(ジベ処理)が必要なことはデラウェアで述べましたが、今回は巨峰のジベ処理について説明します。
数年前までは、8分咲き〜満開がジベ処理の適期とされていましたが、現在では、満開〜満開すぎがジベ処理の適期と言われています。理由として、満開前の処理ではショットベリー(小粒果)の混入が多くなる玉張りが悪くなる房形が変形しやすい等の理由があげられます。
しかし、ジベ処理の時期を遅らせると以上のような欠点は克服できますが、逆に種が混入しやすくなる欠点があります。そこで使用するのがアグレプト液剤(ストマイ剤)です。ストマイ剤には、種無し化を促進する働きがありますので、周りに種あり栽培のぶどうがなければ事前に散布することにより種無し化を促進することができます。今回はジベレリン液に混入する方法をとりました。

ほぼ満開の巨峰の様子
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満開をやや過ぎた巨峰の様子
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写真では分かりにくいかもしれませんが、キャップがすべて取れ、花かすが落ちて粒がしっかりしてきた頃がジベ処理の適期になります。ただ、すべての房が同じように生育するわけではないので、数回に分けてジベ処理する必要が出てくると思います。

使用薬剤
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今回は巨峰なので、ジベレリン濃度25ppmで処理しますので、水2リットルに対して錠剤2個で処理液を作ります。
前途したストマイ剤は1ppm(水1リットルに対して1cc)混入します。
前回デラウェアのジベ処理でも使用したフルメットは、今回は果粒肥大着粒増加の目的のため5ppm(水1リットルに対して5cc)混入します。

運搬に使用した容器
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余談ですが、5リットル入りのこの容器は、エネルジックという葉面散布剤が入っていた容器で、持ち運びにちょうどよかったので流用しました。このエネルジックについてもまた説明したいと思います。

ジベレリン処理は、どの品種についてもそうですが、処理時期が非常に重要になりますので十分注意して行ってください。
posted by てぬぐい王子 at 21:26 | ☔ | Comment(2) | TrackBack(0) | ジベ処理
この記事へのコメント
こんにちは(^0^)
山梨県ブロガー協会統括マネージャーのキャスと申します。
ブログを拝見する限りお元気そうで何よりです。
この度、山梨県ブロガー協会は全国ブロガー協会を設立いたしました。

詳しくはhttp://jba.vc/でご確認ください。
Posted by キャス at 2009年06月02日 09:18
あなた様の処理方法で巨峰のジベ処理を行いました(6月25日)、その後12時間後に雷雨がありましたが、効果に影響するでしょうか(もう一度行ったほうがよいでしょうか)、また、この処理は、二回目の処理は必要ないでしょうか、行ってもよいでしょうか、教えてください。
Posted by 西村一男 at 2011年06月26日 09:48
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