ジベ処理:ぶどう農家の独り言☆山梨といったら葡萄でしょ☆



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ぶどうのジベ処理(2回目)

サニールージュ
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種無し栽培の品種では2回目のジベ処理の時期にさしかかりました。
基本的には、満開後10〜14日が2回目のジベ処理の適期と言われていますが、デラウェア以外の品種ではほぼ満開期に1回目のジベ処理を行いますので、そこからの期間で2回目のジベ処理を行えば問題ないと思います。なお、デラウェアにつきましては、満開期の2週間ほど前の処理となりますので、1回目のジベ処理から25日前後くらいが2回目の処理時期になります。

1回目のジベ処理では専用のコップを使用してジベ処理を行いましたが、2回目のジベ処理には「らくらくカップ」という電池式の半自動ジベ処理器を使用します。

「らくらくカップ」
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この「らくらくカップ」の使用方法は、ジベレリン液をタンク内に注入し、カップの手元にあるマイクロスイッチを押すことによりカップ内にジベレリン液が噴射される仕組みです。なお、本体側にもスイッチがついていますが、マイクロスイッチが壊れたときの予備スイッチと考えておけばまちがいないでしょう。

手元のマイクロスイッチ                            噴射の様子
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この「らくらくカップ」を使うことにより、通常のコップによる手作業より半分ほどの作業時間の短縮になります。



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デラウェアにつきましては、マンガン欠乏を起こしている園では着色不良が心配されますので、硫酸マンガンをジベレリン液に混入します。(濃度につきましてはJA指導員にお問合せください)
晩腐病等の発生の多い園ではアミスター10フロアブルを混入しても効果的です。(ポジティブリストに注意しましょう)

硫酸マンガン
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ジベ処理が終了しましたら、梅雨時でもあることから、早めのかさかけが病気の発生を抑えるためにも効果的です。(袋かけを行う園でもあらかじめかさはかけておいたほうがいいでしょう)

かさかけ後の棚の様子
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posted by てぬぐい王子 at 21:36 | ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | ジベ処理

キングデラ、サニールージュ、甲斐美麗のジベレリン処理

甲斐実麗
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前回の巨峰に引き続き、キングデラ、サニールージュ、甲斐美麗のジベ処理を行いました。ジベレリンの処理濃度は、キングデラが50ppm、その他は25ppmでジベ処理をします。巨峰の時に使用したフルメットは、粒がつきすぎてしまうためにこれらの品種では基本的には使用しません。
ジベ処理の時期ですが、前回の巨峰と考え方は一緒で、満開〜満開すぎ頃に処理すれば後々の作業も楽になります。(遅くなりすぎないように注意しましょう)

満開期のキングデラ
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満開期のサニールージュ
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参考までに、ジベレリン処理は、ほとんどの品種が25ppm(ピオーネのみ1回目の濃度が12.5ppm)の濃度で処理します。濃度が違うのは、デラウェア、キングデラで、それぞれ100ppm、50ppmになります。
つまり、デラ系だけ濃度が違うと覚えておけば覚えやすいでしょう。
posted by てぬぐい王子 at 22:27 | ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | ジベ処理

巨峰のジベレリン処理

種無し巨峰
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ぶどうを種無し化するためにはジベレリン処理(ジベ処理)が必要なことはデラウェアで述べましたが、今回は巨峰のジベ処理について説明します。
数年前までは、8分咲き〜満開がジベ処理の適期とされていましたが、現在では、満開〜満開すぎがジベ処理の適期と言われています。理由として、満開前の処理ではショットベリー(小粒果)の混入が多くなる玉張りが悪くなる房形が変形しやすい等の理由があげられます。
しかし、ジベ処理の時期を遅らせると以上のような欠点は克服できますが、逆に種が混入しやすくなる欠点があります。そこで使用するのがアグレプト液剤(ストマイ剤)です。ストマイ剤には、種無し化を促進する働きがありますので、周りに種あり栽培のぶどうがなければ事前に散布することにより種無し化を促進することができます。今回はジベレリン液に混入する方法をとりました。

ほぼ満開の巨峰の様子
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満開をやや過ぎた巨峰の様子
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写真では分かりにくいかもしれませんが、キャップがすべて取れ、花かすが落ちて粒がしっかりしてきた頃がジベ処理の適期になります。ただ、すべての房が同じように生育するわけではないので、数回に分けてジベ処理する必要が出てくると思います。

使用薬剤
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今回は巨峰なので、ジベレリン濃度25ppmで処理しますので、水2リットルに対して錠剤2個で処理液を作ります。
前途したストマイ剤は1ppm(水1リットルに対して1cc)混入します。
前回デラウェアのジベ処理でも使用したフルメットは、今回は果粒肥大着粒増加の目的のため5ppm(水1リットルに対して5cc)混入します。

運搬に使用した容器
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余談ですが、5リットル入りのこの容器は、エネルジックという葉面散布剤が入っていた容器で、持ち運びにちょうどよかったので流用しました。このエネルジックについてもまた説明したいと思います。

ジベレリン処理は、どの品種についてもそうですが、処理時期が非常に重要になりますので十分注意して行ってください。
posted by てぬぐい王子 at 21:26 | ☔ | Comment(2) | TrackBack(0) | ジベ処理
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