ぶどうの房作り:ぶどう農家の独り言☆山梨といったら葡萄でしょ☆



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甲斐路の房作り

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今回は甲斐路の房作りをしました。
通常房作りの適期は、開花始め〜満開に行うのがよいとされていますが、今回は他の作業の兼ね合いもあり、満開をすこしすぎた時期での作業となってしまいました。

房作り前の甲斐路の様子
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写真のように、房作り前は大きいもので30cmを超えた大きさですが、残す形としてはきれいな円錐形で肩が張りすぎていない部分(写真の黄線で囲った部分)を使い23段(約15cm)を残し成形します。(きれいな円錐形に残せない場合は、出っ張った肩の部分をカットするようにして成形します。)
甲斐路の場合、房を大きくしすぎると中心付近が花ぶるいしやすくなるため注意しましょう。

房作り後の甲斐路の様子
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先ほどの写真の黄線の中を残した房の様子です。
小さい房の場合は、どうしても肩の部分の成形が必要になりがちですが、大きい房の場合残す部分がとりやすいので作りやすくなります。そういった点を考慮しながら房を選べば作業時間の短縮にもなりますね。
posted by てぬぐい王子 at 21:35 | ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ぶどうの房作り

種無し巨峰の房作り

房作り前の巨峰の様子
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5月24日の夕方の降雨により発生した雹害で、房や新梢の一部に傷や折れが生じ収穫量の減少が懸念されます。今のところはさほど大きな被害はなさそうですが、収穫するまでははっきり分からないのでとりあえずできることとして不定期の農薬散布を行いました。
使用薬剤は、アリエッティ水和剤800倍加用スイッチ顆粒水和剤2000倍を使用しました。

アクシデントにより作業が増えてしまいましたが話を元に戻します。
種無し巨峰の房作りは、房の先端を使います。先端を軽くつまみ、そこから約4cmを残しあとはすべて切り落としていきます。このときに、あまり樹勢の弱い枝を使うと色のまわりが悪くなったりしますので、できれば長さ80cm以上(開花直前)の枝の房を使用することが望ましいです。

房作り後の巨峰
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4cmで房を作るように書きましたが、大きく作りすぎると玉張りが悪くなりますので注意しましょう。(小さいと当然出来上がりの房も小さくなってしまいます)
以上は種無し栽培の場合の作り方ですが、種あり栽培の場合は房作りの形が変わります。
種ありの場合は、先端を3〜5cm切り詰め、7〜8cmの大きさに成形します。種無しより大きく作りますが、これは年により種が入りにくくなるため、大きめに房を作っておいて摘粒のときに房の大きさを揃える方法をとるためです。
また、ぶどうの種類によっても房の作りかたが違いますので、参考にいくつか掲載しておきます。

種無し巨峰
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サニールージュ
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キングデラ
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甲斐美麗
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posted by てぬぐい王子 at 21:23 | ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | ぶどうの房作り

デラウェアの房作り

ぶどうの農薬散布
4日ほど続いた雨も上がり、ようやく青空が見えました。
まだ一度目の農薬散布が終わっていない中での長雨でしたので、病気への影響が心配されます。特にベト病は、一度目の農薬散布が遅れるとてきめんに発生しやすくなります。ただ、今年は雨天の間は気温が低く推移していたため、影響はあまりないかもしれませんが油断は禁物です。
通常ですと、一度目のぶどうの農薬散布にはアリエッティを使用しますが、ベト病の感染が心配でしたのでアリエッティに替えてリドミルMZを使用しました。リドミルMZは、ベト病の治療効果がありますのでベト病の感染の疑いがあるときは他の薬剤より安心できます。注意点としまして、リドミルMZはマンゼブ剤に区分されますので、年内の散布は2度までとなります。

デラウェアの房作り
標高の低い早場地域では、デラウェアの一度目のジベレリン処理ももう終わっていますが、標高で200mくらい高くなる我が家の畑では房作り作業を始めたところです。ジベレリン処理はあと10日ほどあとになりそうです。

下の写真のように、デラウェアの場合一本の枝に対して4〜6房のぶどうの実をつけます。このままだと多すぎるので房数を制限するのですが、元から一房目はあまり良いぶどうにならないので落とします。基本的には写真の赤丸の房を残し、黄丸の房を落とします。
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基本的には写真のように2房目と3房目を残しますが、枝の伸び具合や房の形などにより2〜4房目の中で臨機応変に残します。
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残した房には肩の部分にもうひとつ小さい房がついてますので、これを切り取り成形します。
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成形後の様子
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基本的には一本の枝に対して2房ですが、樹勢や残した枝数等により房数を制限しますが、実際に見ながらでないと説明が難しいのでここでは割愛します。
posted by てぬぐい王子 at 19:29 | ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ぶどうの房作り
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